ここ最近の振付依頼は、なぜか昭和の流行り歌が多くなってきた。
それも戦前、戦後のものも多く、長年歌い継がれ、なお愛されている理由は何だろう？
歌詞、旋律、聞けば聞くほど…心に心地よく入ってくる。

情景が浮かんで来るような美しい詞、心に響く旋律…戦争という波乱の時代に、
人は歌に夢や希望を託したのだろうか。
多くの涙や、血のにじむような中から生まれてきたのかもしれない。
また、淡くせつない恋心を告げることなく戦地へ赴いたかもしれない。
そんなことを思いながら曲を聴いている。