山下公園に童謡「赤い靴」の女の子の象があるというので探してみたがなかなか見つからない。
本当ににここにあるの?我がパートナーはあまりの暑さにあきらめ気味!
歩いているとようやく発見!
小さなな体で、海を見つめて座っている少女。
何を思い、何を見つめているのだろうと、思わず頭をなでていた。
訪れた人も、いろいろな想いを込め触れたのだろうか?
後になって知ったことだが、赤い靴をはいた女の子は実在の少女!
きみちゃん、事実は童謡の歌詞とは異なっていた。
生活苦から3歳でアメリカ人宣教師の養女になったきみちゃん
不治の病、結核を患い、横浜の波止場からお船に乗ることはできずに
孤児院で9歳という短い生涯を母に会うこともなく終えたそうだ。
母も我が子が亡くなったことを知らず、詩人野口雨情との
出会いからこの歌が生まれたそうだ。
母は、幼い時に別れた娘を思い続けていたのだろう…
ちいさな少女の赤い靴は時を越えて今も生き続けている。